東南アジアの会計事務所
日本では公認会計士の試験を合格すると事業会社、コンサルティングファーム、税務など様々なキャリアを歩む。
傾向として監査法人に行き、会計監査をするのが大半である。
そしてその大半がBig4にいく。
会計監査を選ぶ理由は、公認会計士登録が有利(実務要件と修了考査)、独占業務、社会インフラ、みんなが選ぶから。。と様々である。
僕はというと、ご多分に漏れず会計監査を選んだ。
かといってBig4ではない。
マレーシアの会計事務所を選んだ。
当時は就職活動は厳しく、僕は浪人したりしていたので全ての面接に落ちていた。
今では恥ずかしいけど、面接のときでもまるで自分が天才かのように語って相当な世間知らずで謙虚さのかけらもなかったんだろう。
そんなこんなでヤバイなと感じ色々な会計士の先輩に相談した。
そこで東南アジアにいくのをM&A専門で行っている複数のかたから教えてもらった。
日本だけでなく世界の投資が集中し盛り上がっている。
様々な人種と仕事する。
仕事の種類も一つだけでなく沢山の種類ができる。
こんな話を聞き単純にチャンスだ!と思いワクワクした。
学生のときに語学留学していたから、多少人よりかは英語ができるぞ。
Youtubeでみる東南アジアは意外と住みやすそう。
そんな思い出すぐ公認会計士試験合格者でも雇ってもらえるところを探した。
マレーシアの会計事務所が面接してもらえることになった。
僕と同じような境遇で先に入所していた公認会計士合格者の方が1次面接だった。
当時よくわからないSkypeを使って家でスーツを着ながら面接してもらい、3次面接まで突破して内定を頂いた。
面接におちて陰鬱な気分をぬけたいこともあり、内定もらうまでとにかく考えないで突っ走った。
なぜマレーシアかというと、そのタイミングではマレーシアの募集しかなかったからである。
ほとんど勢いで決めたようなものかもしれない。
しかし、はじめて働く場所が異国の地で、会計監査や外国人チームで働くと思うと、想像できなさすぎてワクワクした。